歯やお口に悪影響を与える習慣

歯やお口に悪影響を与える習慣

こんにちは。
大塚デンタルオフィス、院長の小巻です。

皆さまは、無意識のうちにやっている癖がありませんか?実は、その癖が歯やお口に悪影響を与えているかもしれません。
今回は、うっかりやってしまいがちな「歯に良くない悪習慣」についてお話しします。

力まかせのブラッシング

「しっかり磨かなければ」と考えて、つい強い力で歯を磨いてしまう方も多いでしょう。
しかし、力を入れて磨き続けると、歯や歯ぐきを傷つけてしまいます。その結果、歯ぐきが下がる、炎症が起きる、歯の根元が欠けるなどの問題が起こることも。
正しい歯みがき方法は、鉛筆を持つように歯ブラシを握り、毛先が広がらない程度の力で小刻みに磨くことです。

食後につまようじを使う

食後に、歯と歯の間に詰まった食べ物をつまようじで取る習慣がある方もいらっしゃいます。しかし、つまようじを無理に使うと食べ物を押し込んでしまい、歯ぐきの炎症を引き起こすことがあります。

また、適切なサイズではないつまようじを使うと、歯間が広がるリスクもあるため注意が必要です。
食後の歯みがきの際に、歯間ブラシや糸ようじを使用して、ケアしましょう。

氷をガリガリ食べる、袋を歯で開ける

日常の中で、氷をガリガリ噛んだり、歯で袋を開けたり、洋服のタグを歯で切ったりしていませんか?
これらの行為は歯に大きな負担を掛け、歯にひびが入ったり欠けたりするだけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高まります。
歯を使うべきでない場面では、必ず他の道具を使用するよう心掛けましょう。

お子さまの「お口ぽかん」に注意

お子さまがテレビを見ているとき、お口が開いていることはありませんか?
「お口ぽかん」は、唾液の分泌が少なくなり、虫歯や歯周病のリスクを高める原因になります。さらに、口呼吸をしているとウイルスや菌が直接体内に入り、感染症にかかる可能性が高まります。
注意しても治らない場合は、かかりつけの歯科医院などに相談してみることもよいでしょう。

まとめ

日常的に何気なく行なっている習慣が、実は歯やお口にとって大きな負担を掛けていることがあります。力まかせのブラッシングや氷を噛むなどの行為は、すぐにでも改善しましょう。

当院では、歯やお口に関するお悩みや、悪習慣の改善に向けたアドバイスを行なっています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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