こんにちは。
大塚デンタルオフィス、院長の小巻です。

3月10日は砂糖の日です。
さ（３）とう（10）の語呂にちなんで、砂糖関連団体などが制定した記念日になります。
砂糖の歴史は、紀元前ごろのインドが発祥とされています。
日本では白砂糖（上白糖）を使う家庭が多いですが、世界的には白砂糖ではなく、グラニュー糖が一般的だそうです。
皆さまのご自宅では、どのような砂糖を使っていますか？
今回は砂糖が歯にもたらす影響について、お話しします。

砂糖を摂取すると虫歯になるの？

砂糖はブドウ糖の最も優れた供給源で、適度に摂ると健康に良いとされている一方で、歯にとっては気を付けたい食べ物のひとつです。
砂糖が口に入ってくると、虫歯の原因である「ミュータンス菌」が活発に働いて歯垢を形成し、歯垢の中で「酸」を作りだします。
虫歯は、この酸によって歯が溶かされてしまう病気です。
普段は唾液の働きによって歯が守られていますが、食事をしているときは歯垢が酸性になります。
そのため、砂糖を含むジュースやお菓子などをダラダラ食べていると、酸性の状態が続き、虫歯のリスクが高まります。日頃から甘いものをダラダラ食べないように心掛け、食後は毎回歯みがきをするようにしましょう。

歯の健康を保つために

砂糖は私たちの生活になくてはならない存在ですが、歯にとっては、気を付けたい食べ物のひとつであることがお分かりいただけましたか？
虫歯にならないよう、甘いものを食べた後は必ず歯みがきをするようにしましょう。
特に永久歯に生え変わっていない子どもの場合は、エナメル質が薄く、虫歯になりやすいため要注意です。虫歯かも？と不安になった方は、ぜひお気軽に当院にご相談ください。