こんにちは。
大塚デンタルオフィス、院長の小巻です。

寒い冬は、甘いものが恋しくなりませんか？
特に、お店では冬季限定のチョコなども販売されていて、チョコ好きにはうれしい季節ですね。
そして、2月といえば「バレンタインデー」。
近頃は自分へのご褒美チョコや、友人など親しい人へ贈る友チョコなども定番になっています。
今回はチョコレートと歯の関係についてお話しします。

チョコレートは虫歯のもと？

甘いチョコレートは、虫歯の原因で「歯の大敵」というイメージはありませんか？
しかし近年の研究で、チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールには、虫歯や歯周病予防に役立つ効果があると分かってきています。具体的には、以下のような効果があるとされています。

• 虫歯菌（ミュータンス菌など）への抗菌作用
• 歯周病菌に対する殺菌効果
• 歯垢をつきにくくする
• 口臭を防ぐ
• お口の中の浄化

これら以外にも、血圧を下げる効果や動脈硬化の抑制作用・ストレス抑制・便通改善など、さまざまな効果があるとされ、研究が進められています。
上記のような効果を得るためには、カカオ・ポリフェノールが多く含まれるビターチョコレートやココアがおすすめです。

まとめ

チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールには、お口の健康にとって良い効果がたくさんあると分かりました。しかし、チョコレートに含まれる大量の砂糖は虫歯の原因にもなります。食後にはしっかり歯みがきを行うことが大切です。
また、普段の歯みがきでは落としきれない汚れもあるため、歯科医院での定期的なクリーニングも欠かせません。歯に関するお悩みや気になる症状がありましたら、お気軽に当院にご相談ください。