猛暑の疲労回復にクエン酸を上手に取り入れましょう

こんにちは。
大塚デンタルオフィス、院長の上村です。
近年は厳しい残暑が続き、長期間にわたる異常な暑さによって、疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。さらにこの時期は朝晩と日中の気温差によって、自律神経が乱れやすくなるため、体調を崩しやすい季節です。
そこで今回は、夏バテや疲労回復に役立つ「クエン酸」と、クエン酸がお口に与える意外な影響についてお話しします。
疲れを取る「クエン酸」の働き
クエン酸は、レモンや梅干しなどに多く含まれている「すっぱい成分」です。体の代謝を高め、疲労物質である乳酸の分解を促すほか、カルシウムや鉄分などのミネラルの吸収を助ける働きもあります。
疲労回復のためには、1日10~15gの摂取が目安とされています。これは、レモン半分または梅干し約5個分に相当します。ただし、クエン酸は体内に蓄積できないため、1日を通してこまめに摂取する必要があります。
クエン酸は歯への影響に注意が必要
クエン酸は体にとっては良い成分ですが、歯にとっては少し注意が必要です。クエン酸のような強い酸に長時間、あるいは繰り返し触れると、歯の表面(エナメル質)が溶けて柔らかくなることがあります。この状態を「酸蝕歯(さんしょくし)」といいます。
クエン酸の賢い摂り方
酸蝕歯を防ぎながら、クエン酸を効果的に取り入れる3つのポイントをご紹介します。
- だらだら飲んだり食べたりしない:酸がお口に残る時間を短くしましょう。
- 食後はお口をすすぐ:水ですすぐだけでも、お口の中の酸を薄める効果があります。
- ストローを使う:スポーツドリンクや黒酢などの酸性の飲み物は、ストローを使って歯に直接触れないように飲むのがおすすめです。
歯がしみる場合は酸蝕歯のサインかもしれません
酸蝕歯は、虫歯や歯周病に次ぐ「第三の歯科疾患」とも呼ばれています。「冷たいものや熱いものを食べると歯がしみる」といった症状がある場合、酸蝕歯の可能性も考えられます。
当院では、定期検診で虫歯や酸蝕歯などのお口のトラブルを確認しています。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

